あかりんの岩手低山奇行

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zoom RSS 判官山 730.4m 2012年5月20日

<<   作成日時 : 2012/05/20 20:16   >>

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 判官山は住田町にあります。なかなかアクセスは困難そうな山です。山歩きを始めたころから、気になっていた山ですが、到底登ることは無理と思っていました。しかし経験を重ねるうちに、「登れない山」ではなくなってきました。時期的にはそろそろ難しくなってきましたが、敢行しました。

 5月17日の早朝に大鉢森山(住田町)から、判官山を見ることができました。南北に長い稜線が連なり、南東には先日登った生出山があります。
 最高点は750m等高線に囲まれた2つのピークですが、地図に判官山と書かれているのは北側の730.4mの三角点(三等、判官山)、そして南側にも741.4mの三角点(四等、離森)があります。

 なお日本山名事典によると、標高は750m等高線のピークのうちの北側が山頂であり、陸前高田市と住田町の境界の山となっています。

 判官とは、義経、源判官九郎義経のことらしく、義経の北行伝説と関係がある山です。歴史のことはよくわからないので、簡単に書くことにしますが、平泉を出たあと、姥石峠(種山近く)から、大鉢森山、鷹ノ巣山、蛇山、内野峠、生出山と進み、この判官山で野宿したとの伝説です。地図でたどってみると蛇行しており、本当にこの順番なのか(特に生出山との前後関係)疑問もわくところです。
 しかし伝説ですから、遠野物語に出てくる山々の位置関係が不可思議なのと同じようなものかもしれません。
 いずれにしても、大鉢森山、鷹ノ巣山、蛇山、生出山、判官山と制覇できたことには満足感を覚えています。

 「判官山」は検索すると義経のからみでいくつかヒットしますが、登頂したという記録は発見できません。地元の人に、「昔は炭焼きで登ったが、今は無理だ」と制止されたという記事も見かけました。ならばいっそう登頂意欲がかきたてられます。

 季節を選べば、生出山の林道(たぶん平滑沢林道と合流)から縦走できる可能性がありますが、折壁峠の通行可能時期に限られます。東側の折壁地区から537m点を経ての直登は標高差480mあり、これだけの藪こぎは至難の業でしょう。西側広沢沿いの林道からは緩斜面で積雪期なら楽そうですが、林道が走れません。蛇山牧場から稜線伝いの破線の道はその存在自体が不明です。
 南側、大松沢沿いの林道(原台山につながる)から分岐する破線の道は、Googleの写真で明瞭に写っており、山頂まで行けそうです。どこまで車で入れるか次第ですが、南側の平滑沢の林道(多分生出山の林道につながっている)が通行禁止だったので、同様に通行禁止の可能性が高いと思われます。
 偵察はしていないので、最初から片道5キロ程度の林道を歩く覚悟で出かけました。道の存在すら不明な稜線を延々と藪こぎするよりは、安全・確実と思われます。

 折壁峠に至る主要地方道246号線を進み、途中から原台山への林道に入りました。原台山線は広域基幹林道であり、比較的走りやすい林道です(夏場は草が生い茂る)。大松沢沿いの林道は工事中で通行禁止になっていました。少し入ってみると、重機が置かれていました。分岐まで800m戻り、分岐点に車を置きました。
 重機が置かれたところを過ぎると、林道が崩落しており、その復旧工事が行われているようです。落石に備えて、ヘルメットを装着しました。
 その先の林道は、かなり古い林道のようです。次第に林道は荒れてきました。路上にサクラソウ(プリムラ)が可憐な花を咲かせていました。
 林道が大きく折り返すところに、林道銅谷場線が合流していました。帰りに原台山線からの銅谷場線の分岐部まで行ってみましたが、通行禁止にはなっていませんでした。ここまで38分歩きましたので、ここまで車で来られれば、いくらかは楽でしょう。
 この先林道は荒廃し、車は全く走行できないような状態になっていました。しかし道としては十分に機能していました。
 稜線までつながっていると思っていましたが、稜線手前、標高650m付近で道はなくなってしまいました。稜線をめざして、林間と藪を歩くと、林道に出ました。轍がありましたので、どこからかつながっているのでしょう。
 林道は判官山の南北の稜線と交差するところまで続き、そこからは刈り払い道となりました。南にも道がありました。北の判官山山頂に向かって進むと、やがて道はなくなり、笹藪こぎとなりました。ところどころ赤テープがありました。
 山頂には1時間35分で到着しました。山頂からの展望はありません。青白のプレートと藪山集団の比較的新しそうなプレートがありました。
 麓の集落に義経の北行伝説に関する「判官山」の案内板があるらしいのですが、さすがに山頂には何もありませんでした。当時は林道もなかったわけですが、どうやって山々を行脚したのでしょうか。

 同じルートで下山しました。

判官山(大鉢森山・住田から、西側)

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判官山(叶倉山から、東側)

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林道原台山線からの分岐

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崩落した林道
 工事期間が昨年9月からなので大震災が原因か?

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大松沢沿いの林道

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林道に咲く花

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林道銅谷場線が合流

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林道銅谷場線の起点

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荒れた林道

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稜線の林道

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山頂手前の笹藪

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三角点とプレート

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次に登る叶倉山

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五葉山・愛染山

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GPS軌跡(「山頂付近のみ)

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