あかりんの岩手低山奇行

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zoom RSS 母衣下山 586.9m 2012年10月20日

<<   作成日時 : 2012/10/20 20:54   >>

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 住田町にある山です。標高は低いのですが、山頂が南北に約1.5kmと長く、山頂が広く平らな特異な地形をしています。女火山の林道から見るその姿は、軍艦のような、天然の要塞のような、異様なオーラを感じました。残丘(モナドノック)だと思われますが、専門的なことはわかりません。
 母衣下(ほろし)山という名前も変わっています。ずっと気になってしかたがない山でした。

母衣下山(女火山の林道から)

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 34年前の点の記によると、大手セメント会社の所有地となっています。西斜面の北部に、山頂に達する作業道があり、採掘がかつては行われていたのではないかと思われます。この山も大きくえぐられる運命だったのかもしれません。残念ながらこの作業道は完全に封鎖されており、利用することはできません。

西側斜面の山頂に至る道路

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 山頂北端に609mの標高点があり、最高点はその250mほど南の610m等高線の領域です。最高点もきわめたいところですが、山頂の地形が不明ですので、さしあたっては山名が書いてある南端の三角点ピークをめざすことにします。
 西側は急斜面で標高差400m近くあり、岩のマークが多数あり、容易ではなさそうです。東側も急斜面であり、こちらは道路からの距離が遠く、アプローチが大変です。
 三角点山頂の東側がかなりの高さまで伐採されています(過日確認)。伐採地への入り口は不明ですが、それがわかれば、伐採地の上端から藪こぎをするという選択肢があります。
 南端の蔵王洞岩窟のところに小ピーク(350m台)があります。これに登るか、その北側の鞍部に乗っかれば、尾根を選んで比較的緩やかな斜面を標高差280mほどで山頂です。このルートは伐採地にかかっているかもしれません。
 やぶやまさんからの情報で、この小ピークの南麓の葉山薬師神社から登ると、小ピークの途中と山頂に祠があるとのことです。このルートを選択しました。

小ピークと伐採斜面

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裏側から

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 地図には葉山薬師神社のマークはありませんが、葉山と書かれた地区に入ると、案内板と鳥居がありました。近くの空き地に車を置き、鳥居をくぐりました(7時19分)。

葉山薬師神社

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マムシグサの実

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 社殿の裏手の急な林間に取りつきました。登山道(参道)は見当たりません。藪のない林間を登ると、まもなく中腹に朽ちかけた社殿がありました。

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中腹の社殿

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 社殿を過ぎると、歩きやすい林間になりました。ところどころ大きな石がありました。足場を選びながら急斜面をのぼると、ピークの手前に石の祠がありました。ピークには標石がありましたが、樹間から母衣下山の山頂が見える程度でした。

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ピーク手前の祠

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小ピークの標石

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母衣下山の山頂

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 小ピークから鞍部への下りは急斜面でした。標高差40mほど下って鞍部に達すると、大きな標石がありました。正体は不明です。また地図の破線(二反田地区からの)の延長があるのではないかと探しましたが、ありませんでした。

鞍部の大きな標石

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 山頂から東に出て南に屈曲する緩やかな尾根があり、これをめざして進みました。東側が明るい尾根に乗っかると、東側は伐採地でした。伐採地と樹林帯の境界を足場を選んで登りました。伐採地は尾根が屈曲する標高480m付近まで続いていました。
 伐採地からは世田米の町が見下ろせました。北東には六角牛山、その右手に先週もがいた大峰山が見えました。東には手前の名前のない山の向こうにわずかに五葉山、愛染山と思われる山が見えました。

伐採地に出る

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世田米

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六角牛山・大峰山

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五葉山・愛染山

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伐採地付近の尾根

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 伐採地が終わると、最後の標高差100mの急登です。登山道だったと思われる荒れた道がつづら折りで山頂方向に続いていました。斜面を適当に登るよりは格段に楽でした。山頂手前の笹藪で道は消えましたが、藪をかき分け、山頂稜線に到達しました。そこから山頂めざして南に進みました。古い共同アンテナのやぐらがありました。現在は使用していないのではないかと思われます。三角点はそのわきにありました(8時47分)。青白プレートは三角点から10mほど離れたところにありました。その他のプレートは見当たりませんでした。一般的な登山対象ではない山と思われますが、山頂にはやたらと空き瓶、空き缶が落ちていました。

登山道?

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山頂手前の笹藪

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三角点

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アンテナのやぐら

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青白プレート

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山頂で

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 山頂からの展望はなく、そして特異な山頂一帯の地形を見渡すこともできませんでした。何の変哲もない木々が茂った山でした。
 何か変わったもの、たとえば地球防衛軍の秘密基地があるのではと多少のロマンを持っていたのですが、何もありませんでした。というわけで最高点まで縦走してみるのもやめました。

 下山は、伐採地を下りようという気持ちも起きましたが、どこに出るのかわかりませんので断念し、往路を下山しました。もちろん小ピークも登り返して。10時5分に無事下山しました。全行程3時間弱ですので、予想よりかなり早く片付きました。

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GPS軌跡

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