大鉢森山 633.4m 2017年1月28日



 大鉢森山(おおはちもりやま)には、2011年12月にも登っています。周辺の林道が入り組んでおり、正法寺林道が通行禁止であったり、雪がない時期でもアプローチは厄介です。奥州市側から大鉢森山に最接近する林道は最後の部分が通行禁止だったように記憶しますが、その林道を市境まで入れば、そこから防火帯が山頂まで続いています。過日、氷上山で会ったカップル(ブログの読者)が、大鉢森山に登りたいが、よくわからないと言っていたように記憶します。

 大鉢森山は、奥州市からよく見える山、そして登った者にしかわからない大展望の山にもかかわらず、正式な登山道がなく、アプローチも厄介なため、一般的ではないようです。

大鉢森山

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 一方、一関市との市境の山でもありながら、一関の山としてとらえる人は皆無ではないかと思われます。

大鉢森山付近(国道456号線一関市側から)

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 今回、一関側から登ってみることにしました。国道456号線の市境の手前にある林道(猿沢西線)から、標高618m点に登り、市境を西進し、防火帯に出て大鉢森山に行ったあと、帰りに北大鉢森山と言うらしい三角点ピーク(四等・大鉢森)に立ち寄ることにしました。先週の偵察で林道に轍がありましたので、行けるところまで行ってみることにしました。取りつく尾根はいくつか設定しました。

林道入口(下山後)

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 林道は取りつく予定にしていた最初の尾根のところまで入れました(起点から900m)。積雪20cmほどですが、湿った雪で、今にもスタックしそうなため、少し戻って路肩が広いところに置きました(標高370m)。たいした距離ではありせんので、林道起点(標高330m)から歩いたほうがよいかもしれません。次に大雪が降れば通行ができなくなることでしょう。

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 7時9分に出発。予定した尾根はあまりよさそうでなく、先に進みました。室根山が見えました。

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 雪の林道を歩き、7時28分、取りつきやすそうな場所を発見しました。標高440mです。

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 斜面を登りきると、歩きやすい尾根です。積雪は10-20cmですが、湿った重い雪です。しばらくはツボ足で進みました。

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 途中でスノーシューを履きました。笹や枝に引っかかり難儀はしました。

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 室根山が朝の光に浮かんでいます。

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 8時19分に、618m点付近に到達しました。標高差のわりに時間がかかりました。

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 北大鉢森山はあとにして、大鉢森山に向かいます。市境が直角に曲がるところに標高600mの小ピークが2つありますが、北側は岩峰で、北大鉢森山が見えました。この付近から白テープがあり、北大鉢森山までは来る人がいるようです。

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 南側の小ピークを過ぎると、防火帯が始まりました(8時36分)。その付近の木には、ゴミがつけられていました。目的は何なのでしょう。登頂のマーキングとすれば、山をやる資格はないでしょう。

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 大鉢森山まで防火帯が続いています。刈り払いされているようでもなさそうですので、雪がない時期は大変かもしれません。

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 室根山と蓬莱山が見えました(両山の距離は16km)。大東町は室蓬の里とされていますが、室根山と蓬莱山の意味なのでしょう。しかし実は、室根山の山頂まで旧大東町は達していません。山頂は千厩町と室根村の境界でした。

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 この防火帯を登り切れば大鉢森山です。

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 大鉢森山山頂は9時7分、1時間58分かかりました。プレートが増えていました。2015年秋の日付が入っています。

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 ここにもゴミが・・・。また憶測でものを言ってはいけませんが、記名されたプレートがあると、疑いがかかる可能性はあります。しかしいかにも登山家のようなサークル名の人たちがそんなことをするはずはありませんね。この防火帯は私も目撃したように、オフロードバイクが走り回っているようです。

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 北に防火帯が続いているのを見渡せます。

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 東には蓬莱山と原台山が見えます。原台山まで約20km、そこまでが旧大東町です。西端の山が大鉢森山、東端が銅山です。

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 束稲山がよく見えるはずの南方350mのピークまで行ってみました。ここから防火帯を下れば林道に出ます。

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 前沢市街地の目印はイオンです。

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 大鉢森山に戻ります。

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 大鉢森山からは西側の大展望です。徐々に遠くの山が見えてきました。

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 高檜能山と胆沢ダムが重要な指標になりました。課題の東山、栃ヶ森山らしき山が同定できました。

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 北東に阿原山、種山が見えました。

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 防火帯を戻り、北大鉢森山に向かいました。手前の鞍部に、古い地図にはある林道が達していましたが、廃道のようです。この林道の北の起点は国道456号線の奥州市側から始まる林道(大鉢森山林道?)にありますが、その起点に通行禁止とありました(2011年頃)。
 南は、湯王滝から猿沢西線に達する破線の道との交点に合流していますが、その付近も通行不能な状態でした。

北大鉢森山山頂(10時31分)

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 北大鉢森山から北に向かって下ることもできそうですが、遠回りですのでやめました。618m点から市境を進み、581m点から車で入れたところに下ることにしました。
 先人の記録では、送電線鉄塔を経て、大鉢森山林道に出られるようです。その人が書いているように、大鉢森山から北大鉢森山までの縦走路を整備し、林道(4-5km?)で戻るという周回路はあってもよさそうです。

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 かなり急な場所がありましたが、ピンポイントで下ることができました。11時39分、車に戻りました。4時間半の結構長い山行でした。

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北大鉢森山(池田記念墓地付近から)

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大鉢森山(姉体付近から)

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大鉢森山(大曲橋西詰から)

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GPS軌跡

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