赤坂峠・しゃくなげ荘・五葉山 2019年4月19-21日

 4月29日の山開きまでにはとても片付きそうもないと、管理員さんの話でしたので、微力ながら片付けに行くことにしました。

 一刻でも早く現実逃避するために、赤坂峠で車中泊することにしました。定時退勤し、急いで荷物と車中泊セットを積みこみ18時に出発です。陸前高田で夕飯後、20時半くらいに赤坂峠に到着しました。車は1台もありませんでした。トイレは使えましたが、手洗いの水は出ません。
 少々飲んで寝ました。車の中では酒は進みません。車は酒を飲むところではないという深層心理でしょうか。夜の気温は5度でした。ザックから出すのが面倒なので薄いシュラフを別に持ちましたが、若干の寒さを感じました。

 朝は0度。東の空が染まってきました。

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 水平線からの日の出です(4時48分)。

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 西には丸い月です。菜の花や・・・は逆ですね。

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 4時59分、赤坂峠を出発です。

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 快晴です。この天気なら懸案の冬季限定ルートに行った方がよかったのかもと少し思いました。

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 正規の登山道と市境の道があります。市境の道も大船渡の管理員さんが刈り払いされているとのことです。登りは正規の登山道にしました。市境の道は直線ですが急です。

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 賽の河原から見る黒岩の雪は少なくなっています。

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 畳石には5時43分です。雪はありません。

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霜柱

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 6合目あたりから残雪が続くようになりました。硬く締まり、沈みません。アイゼンはあってもよいでしょうが、なくても済みます。早朝ならスパッツも不要です。

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7合目(6時14分)

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 7合目上の展望のよい石は、「見返り岩」と呼ぶそうです。帰りに管理員さんが教えてくれました。

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 鳥居もほぼ出ました。

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 8合目の先は天気が悪かったり、トレースが消えていたりすると迷いやすい場所です。

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 しゃくなげ荘の屋根が見えてきました。

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 6時44分、しゃくなげ荘です。この時期なら重いザックを背負っても1時間45分です。銘板がつきました。16日に管理員さんたちが運び上げたそうです。「しゃくなげ荘」か「石楠花荘」かは、管理員さんもよくわからないそうです。個人的にはひらがなを好みます。

 水は出ていませんでした。水源が干上がっているそうです。29日の山開きまでには出るのでしょうか。

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 7時に作業開始です。基本は釘抜き作業です。ペンチで起こした釘の先端を裏側から叩いて頭を出し、板を反転して釘抜きまたはバールで抜くという作業の繰り返しです。この板は容易ですが、複雑に組まれた部材は分解作業から始めます。今回バールは某所から借りてきましたが、なかなか万能な工具です。

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 しゃくなげ荘の東斜面はなだらかで、残雪期なら下れそうな気はしますが、管理員さんの話では難しいらしいです。

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 7時半ころから登山者がボチボチやってきました。その後、大船渡の管理員のSさん、しばらくして釜石の管理員のIさんが来られました。その後は指示を仰いで作業を継続しました。
 午前中は11時まで4時間、昼休みのあと、15時ころまで作業をしました。管理員さんたちは14時ころには帰られました。
 廃材が残っている東側の海側斜面も多少すっきりしました。

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 今後の見通しは、
・海側斜面の廃材処理
・山荘東側はトイレへの通路として整備
・倉庫の一部に廃材で床板を張る(着替えや荷物置き場に)
・再利用できない廃材は薪用にカットして大きな袋に詰めて保管
・ゴミを降ろす
・大沢小屋の補修に使えそうな廃材を降ろす
などのようです。

 しゃくなげ荘の屋内からの展望は、旧しゃくなげ荘よりも格段によくなりました。

東の窓から

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南の窓から

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北の窓から

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 周囲に廃材が置かれ、おまけに作業していると工事中かと思う人もいるようです。使えますので、ぜひお立ち寄りください。

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 いつもより遅い16時から飲み始めました。18時ころまでは登ってくる人がいますが、誰も来ませんでした。今回は浜千鳥2種、4.5合でダウンしました。
 薪ストーブのわきの床に寝ました。室温は25度あり、暑いくらいです。気密性がよく、温度調整が難しいようです。保冷が必要なものは、階段の下の方の棚に置くのがよいでしょう。うすゆき山荘なら石油ストーブを焚きっぱなしでもそれほど室温は上がらず、換気不良で死ぬこともたぶんないでしょう。

 朝起きると、東の空が染まり始めていました。朝日まで屋内から拝むことができてしまいます。

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 5時55分に山頂に向かいます。今日もよい天気です。

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 黒岩の右手には焼石連峰が見えました。

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 山頂まではわずか10分です。

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 早池峰山もくっきりと見えます。

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 あの子はまだ隠れているようです。県道が開通する前のGW中に行く予定ですが、迎えてくれるでしょうか。

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 岩手山も見えました。岩手山には鷲が現れたとのことです。

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愛染山

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 焼石連峰と須川岳も見渡せました。

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 光る穏やかそうな海です。

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 しゃくなげ荘に戻り、6時半頃から作業開始です。昨日は風が強く、寒さを感じましたが、今日は汗ばむ陽気です。

 9時過ぎに、焼石のAさんたち2名がやってきて、作業に加わりました。11時頃に管理員のIさんもやってきました。
やはり1人よりは4人のほうが作業ははかどります。

 ランチには予想通りAさんからあれこれいただき、Iさんからは釜石ラーメンをいただきました。腹いっぱいです。

 午後は1時間半ほど作業をしました。これでも海側斜面の廃材はかなり減りました。当初は絶望的と皆が感じていたようですが、地面が顔を出し、苦労をねぎらってくれているようでした。しかしまだまだかかりそうで、山開きの日までに終わることはなさそうです。

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 Iさんと一緒に下山し、あれこれお話をしました。雪が緩んでおり、ズボズボはまりました。一度は股間まで。

 15時10分、赤坂峠に下りました。

 浜千鳥を買うため、釜石シープラザに寄って帰りました。登山のお礼と復興支援のためだと言うと、Iさんは感激していました。単に飲みたいから買うのですが…。

 三陸道が開通し、釜石南ICと県道193号線が直結しました。ただ釜石南はハーフインターであり、釜石方面には乗れず、釜石方面からは降りられません。
 陸前高田から来るときに大船渡ICからは18km、大船渡ICから釜石南ICが18kmと県道13kmです。後者は信号もありませんので、コンビニなどに寄らないのならば楽なようです。


 山開きは4月29日(月)です。赤坂峠で8時半から神事、9時から登山です。天気がよければ、しゃくなげ荘で完成記念式典があるようで、大船渡市長も登られるそうです。
 8時過ぎには駐車場が一杯になります。その後は路上駐車になります(たぶん捕まらない)。赤坂峠のトイレは使えますが、手洗い水は現時点では出ません。
 神事と関係なく登り始めるのも咎められることはありません。
 しゃくなげ荘の水は、29日までに出るかどうか不明です。水が出ないのでトイレは閉鎖していますが、当日のみ開放するかどうかは管理員さんたちが検討するそうです。
 皆様、山開きにおいでくださいませ。

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