五葉山(釜石側冬季コース・しゃくなげ荘泊) 2020年2月8-9日

 赤坂峠への県道193号線が通行止めの期間には、赤坂峠まで県道を歩くコース(大船渡側5.1km・釜石側3.8km)、大沢コース(登山道)、カラマツコース(冬季尾根コース)、桧山コースなどがあります。管理員のIさんに、釜石からの冬季コースの方が近いと言われていましたので、今回釜石山岳協会の恒例山行の「厳冬期五葉山」に混ぜてもらいました。山岳協会の人たちとはどこかしらで何度も顔を合わせているようです。なお同協会は、釜石のいくつかの山岳会の集合体とのことです。

 赤門(釜石側のゲート)を9時に出発するとのことで、釜石南ICを経て、8時過ぎには一番乗りで到着しましたが、ほどなく全員が集まりました。スノーシューは背負って、8時45分に出発しました。

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 少し歩いたところにある破線の道に入ります。昔は林道だったのでしょう。管理員のIさんを先頭に、ビジター3名と山岳協会の1名が先行しました。

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 Iさんはなかなかのハイペースです。病み上がり後の初めての重いザック(約22kg)で最初からバテ気味です。

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 送電線鉄塔まで雪がやや少なく、迂回しました。

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 林道らしき道は続いていますが、直進してはいけないようで、途中から林間に入って鉄塔に向かいます。ただ地図を見ると、直進し、途中から714m点、910m点、1120m点を通る尾根に乗って、しゃくなげ荘に突き上げられるのではないかと思っています。

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 ここを直進してくることもできるとのこと。

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 送電線管理の道で、橋がかかっています。

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 ほどなく県道に出ました(9時8分)。Iさんの予想に反して?山姉さんたちを含む集団も速いペースで上がってきました。当初は先発隊がしゃくなげ荘を暖めておくということを考えていました。

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 しばらく県道を歩きました。積雪は0-20cm程度です。赤坂峠はその向こうのようです。県道をずっと歩くのもそれほどではないのかもしれません。帰りは対岸の尾根を下るとのことです。

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 8合目付近が見えます。

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 赤坂峠の手前から、1合目付近にショートカットします。動物のトレースをたどります。

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 結構な急登です。赤坂峠まで登っても10分くらい余計にかかるくらいかもしれません。

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 登山道に出ました(10時25分)。スノーシューを履きました。人間のトレースはありません。

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氷上山・毛無森山方面

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 黒岩が見えてきました。すっかり冬モードです。

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賽の河原(11時2分)

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 11時24分、畳石です。畳石の上に50cmほどの積雪がありました。

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 大船渡側から登ってきた管理員のSさんと出会いました。また歩荷訓練をしている若者もいて、大沢からここまで3時間かかったとのことです。またしゃくなげ荘に泊まるという高齢の単独者(のちに読者と判明)の方もいました。

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 先行者のトレースがあり、この先は楽に登れそうです。

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 7合目(12時25分)です。歩荷の若者は引き返していきました。単独の男性が下ってきました。トレースありがとうございました。

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 8合目までが急登です。

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見返り石から

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 登り切って8合目です。

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 晴れてきました。苦労が報われる光景です。

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 かなりの積雪で木の枝に頭が当たります。埋もれたしゃくなげを踏んでしまいます。

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 9合目の平坦地に出ました。しゃくなげ荘が待っていました。

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 モンスターとまではいきませんが、すばらしい樹氷です。

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 13時11分、しゃくなげ荘です。4時間26分かかりました。2019年1月のカラマツコースが泊まり装備で3時間35分でしたが、積雪量が全く違います。大船渡側と釜石側のどちらが近いか・楽かは微妙でしょう。

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 しゃくなげ荘周囲も真っ白です。水場はもちろん埋まっています。

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 ここのところ、しゃくなげ荘の薪ストーブは調子がよいときと悪いときがあります。Iさんに焚いてみてくれと言われて点火しましたが、煙突から煙は出て、最初のうちはよかったものの、徐々に逆流がひどくなってきました。
 16時になっていましたが、意を決して煙突掃除をすることになりました。

外はIさん

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内はSさん

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 内外とも大量の煤が出ました。その後は快調に燃え、室温は24℃まで上がりました。

 無事に暗くなる前に終わり、快適に過ごせそうです。

夕日に映える樹氷

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 幸い?単独の読者の方以外には宿泊者は来ませんでした。

 メインディッシュは山岳協会の人たちが準備したすいとん鍋でした。その他、さまざまなものが出てきました。私は、一関ミートとアーク牧場のソーセージ、一関の地ビール、磐乃井・真心、幻酒・翁山を持ってきました。持ち寄りで飲むと、どれだけ飲んだかはわからなくなります。

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 何時に寝たかは記憶にありませんが、寒さを感じることもなく眠りました。

 なおトイレは管理員さんが同行しましたので、一時的に使用可能になりました。通常は使えませんので、携帯トイレをご準備ください。

 起きると晴れていました。

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 1名が早朝に山頂に行ってきました。

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 朝食はすいとんです。食べ残しではなく、分けていた材料です。

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 食後、荷物をまとめてから山頂に向かいました。

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 外は-14℃です。

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 どこでも歩けそうな樹氷原です。

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 日枝神社の鳥居もこの通り。Iさんはこんな状態になるのは珍しいと言っていました。

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 これだけ積もれば、どこを歩いても植物を踏みつけることはありません。1月などは地面が露出し、スノーシューが傷つきます。

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 山名標もこの通りです。防寒対策を怠り、凍えるような寒さでした。体感温度は-20℃くらいだったのでしょうか。

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 しゃくなげ荘にまっすぐ向かいます。灌木の露出は全くありません。

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風雪紋(シュカブラ)

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 歩いている人がよく見えます。なかなか見られない光景です。

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 しゃくなげ荘をこの方向からは通常は見られません。

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 しゃくなげ荘のわきから8合目の上に下ることになりました。

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 この方向からのしゃくなげ荘もふだんは見られません。正面はややですが(サッシドアのため)、この方向は風格があります。

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 8.5合目付近に出ました。

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見返り石から

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7合目

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 前日に畳石で作った雪だるまは残っていました。

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 登山道を下ります。賽の河原が見えます。

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 1合目付近からショートカットに入りました。

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 下りは尾根の冬季限定コースに入りました。日帰りで下った管理員のMさんのトレースがありました。

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鹿の遊び場

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 忠実に尾根を下ります。登りにはあまり向かないと思われます。

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 最後に渡渉があります。

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 小さいながら、ストックを川底について、石を渡ります。渡り終わったところで滑り、危うく頭が水没するところでした。

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 県道に出て、無事帰還です。下りは2時間でした。

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 お疲れさまでした。大人数での登山もたまにはよいものです。

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 冬の五葉山はどのコースが登りやすいかとなると、大船渡側と釜石側は、カラマツコースの最初の急登、大沢コースの危険なトラバースを考えると、釜石側の方が楽かもしれません。快適なしゃくなげ荘に泊まるとなればどちらかにはなるでしょう。

 急登は軽いザックでというならば、あすなろ山荘に泊まり、日帰りで山頂を往復すればあすなろ山荘からは山頂までは2時間半で最短コースと思われます。林道をどこまで入れるかで違ってきますが、冬に登る人はかなり少ないはずです。

 畳石に(も)山小屋があればよいのにとはみんなが思っているようです。冬でも土曜の午後から登れるようになります。時間の無駄も少なくなります。

GPS軌跡(一部過去の軌跡が入っています)

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