あかりんの岩手低山奇行

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zoom RSS 大胡桃山 934m・小胡桃山 782.7m 2017年4月8日

<<   作成日時 : 2017/04/09 20:52   >>

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 今回は栃ヶ森山の偵察が目的です。栃ヶ森山へは、西から県境を縦走するルート、桑原岳から県境を北上するルート、大胡桃山から尾根をたどるルートが考えられます。とある本に、残雪期に大胡桃山からは容易と書かれていました。大胡桃山を通るルート、そして大寒沢を手前で渡渉し、大胡桃山を通らない、816m点を通るルートを検討しました。両者は途中で合流し、栃ヶ森山の北東900mほどの位置にある960mの尾根に乗らなければなりません。この尾根の東斜面は等高線が密であり、計算上は30度以上の斜面です。そして、雪のない時期の航空写真では木があまりありません。果たして残雪期に登ることができるのか…。これを確認することが目的の1つです。

 ツブ沼から祭畤までの栗駒焼石ほっとラインの開通はGW前と思われます。ほっとラインになってからは、両側とも厳重なゲートができました。ツブ沼から6kmほど、祭畤からは9kmほどです。
 今回どこまで行けるかは全く予想ができませんでしたが、ツブ沼から行けるところまで折りたたみ自転車で行くことにしました。

大胡桃山

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 ツブ沼のゲート付近は昨年同時期より雪が多く、車を置く場所がありません。路上やゲート前に置く人もいるようですが、有事には邪魔になりますので、私にはできません。

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 せめてツブ沼駐車場は道路と同時に開放してもらいたいものです。

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 この日のために、以前に知人にもらってほとんど使っていなかった自転車のタイヤを交換していました。冬季閉鎖の道を自転車で走ることは好ましくはありませんが、スノーモービルのように排気ガスを出すわけではありませんので…。5時44分に出発しました。

 道路にはほとんど雪がないのではとも思っていましたが、今年は市街地には雪が少ないのに、山沿いは多かったようです。しかし幸いにも除雪車の幅だけ除雪されていました。3.2km先のおろせ広場までだろうと思っていましたが、さらに除雪されていました。しかしおろせ広場を過ぎると断続的に路面が凍結しており、走ることはおろか、押して歩くことすらままならず、何回か転びました。

 除雪終点に自転車をガードレールにワイヤーロックして置きました(6時20分)。

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 スノーシューを履いて、雪の車道を歩きます。

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 大寒沢林道入口には6時41分に着きました。

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 古いトレースがありました。途中でなくなりましたので、釣り人でしょうか。

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 林道は最初は右岸にありますが、少し進むと雪崩のあとがありました。

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 やがて左岸に移ります。堰堤が2ヶ所ありますが、水量が多く、堰堤を渡るのは危険そうです。

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 大胡桃山を通らないルートの尾根に取りつくには大寒沢を渡渉しなければなりませんが、まだ沢が埋もれている場所があり、渡れそうでした。今回は大胡桃山に向かうことにしました。

 林道は雪の斜面になっており、それほど深い谷ではありませんが、滑落したら無傷では済まないでしょう。ピッケルを出し、慎重に進みました。

林道の斜面トラバースと大胡桃山から北にのびる尾根

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 林道終点の案内板のところには、8時8分。ツブ沼から2時間24分、林道歩きは1時間27分でした。ここまで車で来れば楽でしょうが、まだまだ先のことでしょうし、山の雪もなくなります。

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 ここから登山道がありますが、赤テープも何もありませんので、GPSで緩い斜面を探しながら登りました。

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 大胡桃山から大胡桃三角点ピークに連なる尾根に乗るには急斜面があります。斜面の上には雪庇ができています。難儀して登りました。

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 雪庇の一部が登りやすいスロープになっていました。

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 雪庇上に出ると、北に大胡桃三角点、獅子ヶ鼻岳が見えました。

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 南には大胡桃山と桑原岳です。栃ヶ森山は見えません。気が急きます。

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 東には大森山、高檜能山が見えます。

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 大胡桃山の東側を巻く登山道がありますが、今の時期は危険なトラバースになりますので、いったん山頂に登ります。最後に急斜面がありました。登りは木のある右寄りを進みましたが、最後に雪の壁を登ることになりました。せいぜい1mほどですが。ちなみに下りは雪の斜面をシリセードで滑りました。

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 9時2分、大胡桃山の山頂です。昨年登った笹森山が見えます。

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 未踏の東山、上東山が見えます。

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 そして栃ヶ森山。

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 例の難所を見ると、木が少ない急斜面です。右手に大きく迂回するにしても、急斜面の谷と尾根をいくつか乗り越えなければなりません。雪庇からスノーボールが無数に転がっています。雪庇が割れたところ、妙に波打った斜面。

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 何度見ても、ルートは見えてこず、恐怖感が増すばかりです。近くまで行ってみようかとも思いましたが、栃ヶ森山に雲がかかりはじめましたので、やめました。お気に入りの同僚に「死なないで帰ってきてくださいね」と言われましたので、死ぬわけにはいきません。

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 9時44分、下山開始です。あれこれ思案して山頂に40分もいたことになります。大寒沢林道を歩きたくありませんので、小胡桃山を通って、自転車を置いたあたりに下ることにしました。

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大胡桃山を振り返る

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 下れそうな斜面ですが、大寒沢に下ってしまいます。

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稜線の雪庇

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大胡桃山へのルート

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 小出川の谷には雪崩のあとがあります。

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胆沢ダムと小胡桃山

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大胡桃山と栃ヶ森山の一部

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 今回は大胡桃三角点に立ち寄りました。

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 北側の谷にも雪崩のあとです。

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 尾根を乗り換えて、小胡桃山に向かいます。

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 北側に国道397号線が見えます。開通は5月中旬です。

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大胡桃山から三角点に連なる稜線

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 小胡桃山には11時6分。登山道は山頂を通っていません。

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 自転車を置いた場所をめがけて下りました。GPSを頼りに斜めに下りました。ドンピシャで自転車のところに出ました(12時)。
 さらに除雪されていました。

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 凍結は解けていましたが、緩い坂道でも老体にはこたえます。6段変速でもダメでした。ときおり降りて押し、またこぐということを繰り返し、なんとか車に戻りました。
 平七沢のゲートまで行ってみると、今年はまだ雪が多いようでした。数台の車があり、金華山に行ったAさんの車がほぼ予想通りありました。メールをすると、銀明水にいらっしゃるようでした。GW前に、泊りがけで行ける日はありませんので、残念なところです。

GPS軌跡

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大胡桃山 934m・小胡桃山 782.7m 2017年4月8日 あかりんの岩手低山奇行/BIGLOBEウェブリブログ
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