熊野山 1001m 2012年12月16日

 やぶやまさんに教えていただいた、地図に名前のない山です。藪こぎ人なら知らない人はいないオーヅ岳の南方約1kmのところにあります。最高点に三角点はないものの、存在感のある山です。11月22日に、すでにやっちゃんが登頂をされています。

 ここのところの雪で、山はもう深く埋もれてしまっただろうと思っていましたが、標高972.3mの禿森での積雪が10cm程度であり、禿森から間近に見えた熊野山の積雪もあまりなさそうです。

 禿森でのメガネ捜索で時間が遅くなってしまい、すでに12時になりました。今の時期は15時までには下山したいところです。山用のメガネがなくなったので藪こぎはできないということで、登山道があるという熊野山に登ることにしました。疲れも出ており、来週でも登れるのではという誘惑に負けそうになりましたが、冬の天候は予断を許しません。標高差370mほどの山頂まで1時間半かかったとして、往復2時間半の見込みですので、何とかなりそうです。

 立丸峠から下ってくると、金堀沢手前付近から熊野山が見えました。地図の鳥居マークよりも立丸峠側に「熊野山大権現」と書かれた赤い鳥居があり、この付近の広くなった路側帯に車を置きました。熊野山大権現とありますから、山の名前は熊野山でよいのでしょう。もしこれが熊野大権現だったら悩ましいところです。

 鳥居をくぐると、落ち葉の登山道(参道)です。かなり急で重い足取りです。右手樹間に先ほど登った禿森方面や白見山方面が見えましたが、同定はなかなか困難です。白見山はたぶん1139mピークの陰と思われました。
 27分で標高差220m、850.4mの三角点(萱長根・三等)ピークに到達しました。やっちゃん日記に三角点は藪の中とありましたので、右手の藪を探すと、登山道から1mほど外側にありました。

 三角点ピークを過ぎると積雪は10cm程度で、足跡が延々と続いています。信心深い動物たちです。鞍部付近からはめざす山頂が見えます。こんな急斜面のどこに参道があるのかと思ってしまいます。帰りに同じ場所から見ると、急斜面を直登する道が白く見えました。
 この付近には、動物たちの仕業と思われる痕跡がありました。大木や大きな倒木もありました。また振り返ると白見山方面も見えました。

 ここから最後の急登ですが、薄く積もった雪も、落ち葉の斜面も非常に登りにくく、滑りながら、木や笹につかまってよじ登りました。こんな参道を登る人がいるのかは疑問ですが、よく刈り払われているので、やはり地元の人たちの信仰心は強いのでしょう。

 1時間5分かかって山頂に到着しました。積雪は10cmほどでした。熊野山大権現と思われる石の祠がありました。
 間近にオーヅ岳が見えます。オーヅ岳との間には深い谷(金堀沢)がありますが、北に500mの遠野・宮古市境まで縦走すれば、910mの鞍部を経てオーヅ岳まで行くことは可能と思われます。しかしオーヅ岳の笹藪がもっと雪で押し倒される時期でなければ苦労しそうです。
 現在は対象範囲から外れていますが、いずれはオーヅ岳の北にある天狗森にも登らなければならないので、その折には周回ルートも検討してみようと思います。
 また、この付近で残る未踏の鉢森までも尾根伝いに行けなくもなさそうですが、わざわざこのルートを選ぶ理由は希薄です。
 山頂付近からは、白見山と長者森、その中間にある新田牧場が見えました。両山の鞍部にある新田牧場の最上部は縦走時に通過していますので感慨ひとしおです。長者森の左側に見えたのは妙沢山でしょうか(写真はうまく撮れませんでした)。

 下山後、やっちゃん日記と同じ構図の熊野山とオーヅ岳の写真を撮るべく、貞任高原に行ってみました。通行止めの柵がわきによけられていたので通ってしまいました。五郎作山入り口まで行って引き返しました。道路に雪はほとんどありませんでした。いままで貞任高原には天気が悪い日にしか行っていませんので、今回周囲の山々を見ることができました。寺沢山(展望台あり)、耳切山、大黒森などが同定できました。

 これで遠野の山は残り15山となりました。しかし熊野山のように地図に名前がないのに立派な山はまだまだありそうなので、心穏やかではありません。

 この時期、1000mの山でもまだまだ登れるということが判明しました。しかし1300mの六角牛山の様相は遠目にも全く違いますので、わずかな標高差や場所で全然違うのでしょう。決して甘く見てはいけませんね。
 

熊野山(撮影場所はGPS軌跡に示しました)

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登山口の鳥居

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落ち葉の登山道

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禿森

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白見山手前の1139m峰か

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雪が徐々に現れる(見下ろす方向)

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登山道わきの三角点

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動物たちの足跡が続く登山道

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鞍部から熊野山山頂

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急斜面を直登する参道(下山時に撮影)

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動物たちの痕跡

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白見山方面

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最後の登り

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あかりんのヌタずり

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山頂

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熊野山大権現

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オーヅ岳

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GPS軌跡

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貞任高原からみる熊野山・オーヅ岳

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この記事へのコメント

あらし
2012年12月17日 19:59
昨日はこの熊野山に登る予定でしたが、風邪でダウンしてしまい、一日安静にしていました。そうでなければ、あかりんに会えたかもしれませんね。
もし山中で出会ったらどういう会話をしたでしょうね…。
あかりんだよ
2012年12月17日 20:06
会ったときに、「もしかしてあかりん?」ってことになるでしょうか。車やヘルメットでわかりますか…。
もしどこかでお会いしたときには、お声掛けください。というかこんな人の行かない山で会えば話はすることでしょう。