陵雲荘・八幡平 2019年7月19-20日
若干好転気味の天気予報でしたが、比較的安全な陵雲荘に泊まり、翌日の天気次第で八幡平から大沼温泉に下るか、焼山を縦走するかという予定にしました。
御在所で装備を整えてからは見返峠に上がり、セキュリティーを考えて有料駐車場に入れました。茶臼口と黒谷地口に車はなく、有料駐車場に4-5台、下の駐車場にマイクロバスがとまっていました。
霧雨で視界はなく、レインウエアを着て、15時37分に出発です。
登山道の花
トウゲブキ?
カラマツソウ
ナナカマド2種
アキノキリンソウ
コイワカガミ
アオノツガザクラ
花は垂れ、実は直立するのが特徴とのこと。
昨年11月に設置工事が行われていた新しい案内板です。
16時に陵雲荘に着きました。
誰もいませんでしたが、悲惨なトイレが迎えてくれました。16時過ぎにに10数名の団体がやってきました。右側のトイレが座れない状態になっていると伝えました。団体が去ったあと、掃除をしようと覗くと、左側のトイレも同じようになっていました。酒を飲み始めていましたが、とんでもない肴で飲むことになってしまいました。
トイレットペーパーでは除去できず、濡らしたキッチンペーパーやウエットティッシュを使いましたので、流せないものはお持ち帰りです。悲しい気分になりますが、山も社会の縮図だということです。嫌な作業とは言え、職場で日々こういう仕事をしている人たちの気持ちがよくわかりました。
しかし、どのようにすれば、このような状況になるのでしょうか? 座る場所がわからないということはないでしょう。接触させるのを嫌って、尻を浮かせて排便して引っかけたものを、拭き取ろうとして拡大させてしまったのではないかと推測しています。
トイレットペーパー3本を寄贈してきましたが、行ったときにはありませんでしたので、必ずご持参ください。
17時過ぎにようやく八幡沼が見えました。
例によって散策です。
コバイケイソウ
ワタスゲ
イワイチョウ
夜中に岩手山が見えました。
4時に起きると晴れていました。岩手山が見えます。
日の出を見に行きます。
ガマ沼に荷物を置いて山頂に向かいました。
ガマ沼と岩手山
八幡平山頂に立派な展望台が設置されましたが、あまり展望はありません。無駄な出費という気がします。
ウメバチソウ
ガマ沼
畚岳には、5月に登りました。雪のない時期の畚岳は縦走路から少し外れており、つい割愛してしまいますが、残雪期の畚岳は特異な山です。
5時40分に車に戻りました。焼山に向かいます。
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