銀明水・東焼石岳・金明水周回 2020年5月29-31日

 当初は金明水直登コースを登ろうかと、2週間前に山岳会の人に連絡したところ、夕方までに行くので、先に登っていてと言われました。その直後に、焼石岳での遭難が発生し、状況が変わるとともに、1人で残雪が多いらしい直登コースを登るのが不安になりました。

 今回、山岳会で、山開き前の登山道等の整備目的で中沼コースで銀明水に立ち寄り、金明水に泊まることになりました。5人で登り、1人が夕方に直登コースで合流する予定です。

 早く起きて向かうのは大変ですので、29日の夜に、焼石山麓の山岳会所有の山小屋に泊まることにしました。山小屋まで車で行くことができます。
 薪ストーブはありますが、寒さはなく、焚きませんでした。

 飲み食いを始めたところ、ガサガサと音がしました。ネズミだろうと思っていましたが、しばらくすると驚きの状況になりました。

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 種類はわかりませんが、1.5mはあると思われるヘビでした。火ばさみで首を挟んで外へ放り出しました。その後も飲み食いは続けましたが、さすがに寝るのは恐ろしいので、車の中で寝ました。

 本州には8種類のヘビしかいないらしく、その大きさからはアオダイショウの若者ではないかと推測されます。無毒ですが、咬まれないわけではないようです。ネズミを狙って屋内に入ることがあるようで、隙間をふさぐ、草刈りをするなどの対策が必要とされますが、山小屋では難しいでしょう。

 朝食は山小屋で作って食べました。夏場は泊まるのは難しいでしょう。登奈孝志荘や大沢小屋もいかにも出そうな山小屋です。

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 5時前に中沼駐車場に向かいました。1台車がありました。しばらくするとAさんがやってきました。駐車場の白線引きをする予定でしたが、なぜかすでに引かれていました。山岳会の誰かがやったようです。結構このような事例(小屋のトイレ切り替えなど)が多い山岳会です。
 まあ私も勝手に早池峰の登山道ロープを補修したりはしていますが、ちゃんと報告はしています。

 忘れ物で戻った人を除いた4人で、6時36分に出発しました。私はトイレットペーパーを10本ほど銀明水に担ぎます。

ミヤマカタバミ?

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 ところどころに赤テープをつけながら登り、7時13分に中沼です。

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天竺山

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 これこそ中沼の絶景です。

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リュウキンカ

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中沼上流側

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 残雪が出てきました。

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ショウジョウバカマ

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 雪渓を注意して進みます。

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上沼(7時44分)

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 つぶ沼コースとの合流点からつぶ沼側のテープ付けも若干行いました。雪の状況は今年4月のようには迂回しにくく、昨年6月の山開きのときのようなロープはありませんでした。

 中沼コースからは写真の右手を登れば容易です。つぶ沼コースのテープ付けのため、湿地の端を通ってつぶ沼コースに入りました。

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 壁を登ってみましたが、大変でした。落ちたら泥まみれになります。好ましくはありませんが、湿地の端を通って中沼コース側に出るしかなさそうです。

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 室根山、氷上山、五葉山を見渡すことができました。

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 9時10分頃に銀明水に到着しました。トイレ用の引水が出ないというので、取水口を見に行きました。

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 取水パイプの土砂を取り除き、流れるようになりました。構造的に頻繁に手入れが必要なようで、山小屋の維持管理が大変なことがわかります。

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 9時39分、金明水に向かって出発です。

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 ハタシロ沢源流域の大雪渓です。

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 赤土を撒きながら歩きました。

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 滑落したら大変です。足場を確保して注意深く進みます。視界がないときは危険です。

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 焼石岳には登らず、姥石平から金明水に向かいます。

ミヤマキンバイ

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 ハクサンイチゲが少しだけ咲いていました。

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経塚山と早池峰山

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焼石岳

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焼石岳に向かう登山者

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月山

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南本内岳

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鳥海山

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東焼石岳(11時54分)

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ヒメイチゲ

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南本内岳

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東焼石岳を振り返る

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カラス

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 近くに見えますが、まだまだ時間がかかるようです。

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六沢山(12時17分)

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 この斜面を滑落しました。

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カタクリ

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無名峰への登り

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シラネアオイ

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紫の競演

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ミネザクラ

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 登山道からそれほど離れていない雪の上にクマがいました。

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 谷を挟んだ雪渓にもクマが複数いました。これだけ離れていれば怖くはありません。

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 急な雪渓で、滑落したようにも見えました。しばらくして登り返していきました。

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キクザキイチゲ

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白いカタクリ(白花変種)

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天竺山と青岩

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ミツバオウレン

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 金明水避難小屋はもうすぐです。

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 13時47分、金明水避難小屋に着きました。中沼駐車場からは7時間11分(作業時間含む)、銀明水避難小屋からは4時間8分かかりました。

 金明水を掘り出しました。

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須川岳

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 獅子ヶ鼻岳方面の右半分は手前に六沢山が重なっています。

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南側から

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天竺山

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 早々と宴会が始まりました。ビールや日本酒を飲み、その量は不明です。相当数の空き缶がありました。

 17時には6人が揃いました。他に宿泊者はいませんでした。

夕景

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燃える天竺山

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 4時頃に起きました。今日もよい天気です。

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 朝食前に経塚山方向に散策することになりました。

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クマの落としもの

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天竺山(東側から)

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天竺山と須川岳

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牛形山方面

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エンレイソウ

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 ところどころに雪渓が残り、登山道が途切れています。赤テープも少なく、トレースもありませんので、お気をつけください。

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 櫃ヶ森らしい山が須川岳の向こうに見えました。

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行者ニンニク

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ツバメオモト

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天竺峠付近

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 戻って朝食です。山小屋とは思えない料理が並びます。

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 8時30分、直登コースを下ります。私は下るのは初めてです。

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 派手に踏み抜きました。この程度では大事には至りませんでしたが。

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 夏道を探しながら、踏み抜かないように下ります。1人で登らなくてよかったとつくづく思いました。

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コイワカガミ

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タムシバ

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青岩乗越(9時12分)

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ガレ場

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 落石が転がっています。

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エンレイソウ

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 いよいよ尿前川の渡渉です(10時5分)。

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 膝上までの深さです。

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 私は登山靴のままズボンをたくし上げて渡りました。もちろん靴はびしょ濡れです。

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 10時48分、中沼駐車場に戻りました。金明水から2時間18分でした。

 直登コースは
 ・渡渉がある
   尿前川渡渉点は右岸と左岸で離れていてわかりにくい
   天竺沢は沢の中を進むところがある
   増水したら渡渉できない
 ・道標や赤テープは少ない
 ・雪渓の崩落
 など、経験者なしで踏みこむのは非常に危険です。

 増水の可能性を考えて、天気がよい日、増水していない日に直登コースを登り、銀明水経由で周回するのが安全と思われます。1泊で初日に経塚山に登り、金明水に泊まり、2日目に焼石岳にも登って銀明水経由で中沼コースで戻るということは可能です。
 経塚山に登らなければ、日帰りで周回できます。

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この記事へのコメント

kesynsugo 6
2020年06月01日 06:11
焼石岳周回縦走は天気に恵まれ、お陰様で楽しい山行となりました
直登コースは2週間前に登りで挑戦し、コロナさぼりの体力不足で青岩乗越手前で引き返しました
今年初めての金小屋直登コースでしたので、完走できて嬉しいです
やっぱり、直登コースはスリリングで最高に楽しく、綺麗な金小屋泊も行くのが楽しみです
またご一緒、宜しくお願いします
あかりんだよ
2020年06月01日 06:20
こちらこそお世話になりました。
おかげさまで楽しく、そして安全に周回することができました。